2025年6月の終わりごろに引き渡された新居(住み始めたのは7月下旬から)。
今回は、家具を運び入れる前の、真っ新でピカピカのお家をご紹介する【入居前 Web内覧会】へご案内します。
15坪の土地に建てた家って、実際の広さはどうなの?
1LDKで快適に暮らすための間取りの工夫が知りたい!
そんな疑問をお持ちの方へ向けて、ダイワハウスで建てた狭小住宅の中をご案内します。
わが家の基本スペック


まずは、わが家の基本的な情報からご紹介します。
- ハウスメーカー: 大和ハウス工業
- 間取り: 1LDK
- 土地面積: 51.23㎡(15.49坪)
- 延床面積:69.9㎡(21.14坪)
- 家族構成: 2人暮らし
1階: 玄関 / サブ洗面所 / トイレ / 階段下物入 / 洋室 (WIC / ミニ書斎)
2階: LDK / 洗面所 / 浴室 / サニタリー / トイレ / 階段上物入 / ミニパントリー
1階フロアは階段を含めてわずか10.32坪(2階は10.82坪)という、とてもコンパクトな造りです。
ちなみに、1階から階段のスペース(約1坪)を除くと、実際に使える広さは約9.3坪(約18.6畳)!
「えっ、そんな限られたスペースに全部収まるの?」と思われるかもしれませんが、ダイワハウスの設計力と、私たちのこだわりを掛け合わせることで、コンパクトながらも開放感があり、防犯性にも優れた最高の住まいが完成しました。
前編となる今回は、1階をご紹介します。
【玄関・エントランス】防犯対策と最低限の広さ
実は、わが家の玄関は1帖もありません。
土間収納やシューズクロークはもちろん、コート掛けや傘置き場、お花や写真を飾るスペースもなし。憧れていたエコカラットを貼る壁面すらありませんでした。
さらに、間取りの初期段階で設計担当者さんからご提案いただいた『シューズボックスの一部に組み込む、引き出し式のスライドベンチ』という魅力的なアイデアも、最終的には見送ることに。
今後もしお子さんが生まれた場合、ベビーカーなどををサッと置けるスペースを確保したほうが安心ですよ。
インテリアコーディネーターさんのアドバイスを受け、泣く泣く採用を諦めた経緯があったのです。
それでも——結論から言うと満足しています!
この記事では、1帖未満という究極のコンパクト玄関を、お気に入りの空間へと仕上げていったのか。そのこだわりと工夫の数々を、ルームツアー形式で余すことなくたっぷりお届けします!
帰宅がスムーズになる「自動化」と「安心」の工夫
限られたスペースだからこそ、玄関まわりはとにかく「実用性と防犯」を最優先に重視しました。防犯性を高めつつ、日々のプチストレスを解消するために取り入れた6つのアイデアをご紹介します。
- センサーライト&コンクリ外構: 家のすぐ前を通るとセンサーライトが自動点灯。さらに、雑草の手入れという日々のストレスを無くすため、潔く地面はコンクリートで埋めました。防犯のため、犬走りは砂利を敷き詰めています。
- ちょっとした空きスペースの活用:自転車の盗難を防ぐため、チェーンを固定できる「逆U字型自転車ラック」を設置。
- 軒下の緻密な配置: 雨に濡れずに郵便物を受け取れるポストと、一時的に使える便利な傘かけを設置。
- スタイリッシュな門柱:防犯性とデザイン性を両立した、無駄のない洗練されたインターホン付き門柱を配置しています。
- 施主支給の防犯カメラ: 夫が秋葉原まで足を運んで選び抜いたこだわりのカメラ。スマホからリアルタイムで映像を確認できるので、外出時も安心です。
- 電気錠(スマートキー):荷物で両手が塞がっていても、近づくだけで解錠されるため、毎日の帰宅が劇的にスムーズになりました。鍵を探してバッグをごそごそ探るストレスとは無縁です。
ちなみに……防犯とプライバシーを徹底するため、我が家には表札がありません。イニシャルさえ示さず、住所もあえて表示していないんです。
最初は不安もありましたが、宅配便や郵便物なども問題なく届きます◎
視覚的に広く見せる、白×黒の引き締めコントラスト
中に入ると、エントランスホールの電気も人感センサーで自動点灯し、温かく迎えてくれます。


廊下の床は、我が家の「顔」となる大切な場所。新宿のショールームまで実際に足を運び、経年による色変化が少ない朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアム「ハードメイプル」を選びました。明るく爽やかな木目が、空間をパッと明るく見せてくれます。
空間を少しでも広く魅せるため、クロス(壁紙)は圧迫感のないライトグレーをセレクト。そしてトイレや洋室、階段下物入の扉はすべて「白いウッド調」で統一しています。そこに「黒いドアノブ」を合わせることで、空間をキュッと引き締めました。
- シューズボックス: 2人家族には十分なトールタイプの片側オープン(フロート仕様)。可動棚なので高さのある靴も収まり、下部のフロートスペースは普段履きの一時置きに重宝しています(写真下)
- 壁面の施主支給フック: 右側の壁にはMOEBE ウォールフック(ブラック)ラージサイズを2つ設置。上着や帽子、ポシェットをサッと掛けられるお気に入りスペースです。






限られた坪数でも、ベースカラーを淡くまとめつつ、ドアノブなどのディテールに黒を持ってくることで、奥行きのあるエントランスに仕上がりました。
【サブ洗面所&1階トイレ】狭小を感じさせない「神動線」と「自動水栓」
空間を無駄なく使い切るためのアイデアと、こだわりの施主支給品で彩られた実用的なスペースをご紹介します。
玄関直結!コンパクトに収めた特注サブ洗面所
靴を脱いで上がった左手には、「サブ洗面所」があります。


実は、1階のトイレ内にはあえて手洗器をつけませんでした。その代わりに、このサブ洗面所がメインの手洗い場を兼ねています。
狭すぎるスペースを有効活用するため、洗面ボウルはすっきりと収まる特注品をセレクト。さらに自動水栓を採用したことで、帰宅後も手を触れずに使えて非常に衛生的です。
- 帰宅後すぐに手が洗える: 外からのバイ菌をリビングに持ち込みません。
- 宅急便や郵便物を触ったあとにすぐ手が洗える: 玄関まわりで完結する快適な動線です。
この動線は本当に作って大正解でした!ミラー、ミニシェルフ、MOEBE ウォールフック(マットゴールド)スモールサイズ2つはすべて施主支給しています。
人感センサーで快適な1階トイレ
出かける前や、就寝中に立ち寄りやすい位置にある1階トイレ。いたって普通ですが、人感センサー式で、ドアを開けると自動で電気がつきます。


24時間換気システムを完備した空間には、TOTOのタンクレス風トイレGGをチョイスしてすっきりとした印象に仕上げました。
床には高級感のあるグレースセルベ柄(サニタリーフロア用)を採用し、壁面には限られた空間を邪魔しない収納用の吊戸棚を設置しています。


正面から見た図です。一番のポイントは、なんといっても充実した収納。吊り戸棚は、トイレットペーパーのストックや掃除用具がたっぷりと入るサイズ感です。トイレは、お掃除がしやすいタンクレストイレを採用。まだ入居前なので、ビニールカバーがかかっています。壁面にはシンプルなペーパーホルダーとリモコン。すっきりとまとまった空間になりました。
ちなみに2026年8月現在、私はこのトイレを一度も利用していません……!
生活動線が2階メインなので私はまだ使っていませんが、1階にあるだけで抜群の安心感があります◎
【階段下物入】デッドスペースをフル活用
コンパクトな間取りにおいて、もっとも設計の妙が問われるのが「階段下のデッドスペース」です。
我が家ではここを単なる物置にせず、実用性と私の大切な活動記録を詰め込んだ、まさに「前線基地」のような機能的スペースへと昇華させました。
空間を1cmも無駄にしない、我が家の収納マジック
階段下の限られた貴重な収納。


さらに、実利的な工夫としてコンセントも完備しました。扉を閉めたままこの中で充電できるようになっています。
【洋室(ミニWIC・ミニ書斎)】将来を見据えた可変性と、1帖の隠れ家
1階の右奥に広がるのは、将来的にウォールドアなどで区切ることで「4.2帖」と「7.8帖」の2部屋にセパレートできる12帖の洋室です。


未来を見据え、4帖側には引き戸、7帖側には開き戸を設置。エアコンと照明、窓(すりガラス・シャッター仕様)もそれぞれ配置し、コンセントもあらゆる場所につけました。 クロスは欧州を彷彿とさせる白い塗り壁風、床は標準のラスティックウォルナットです。
プロの意見を採用!利便性抜群のマルチ収納棚
洋室の開き戸を開けてすぐ左手にまず現れるのが、こちらのマルチ収納棚です。


実はこの収納、家づくりの計画段階ではインテリアコーディネーターさんから「コンパクトな間取りだからこそ、少しでも収納量を増やしておきましょう!」と強力にPUSHされていた場所でした。
当時の私は、「下手に収納を作るより、そのまま部屋として広く使ったほうが解放感があるのでは……?」とかなり渋っていたのです。
しかし、プロの先見の明を信じて最終的に採用を決断。
ちなみに、本を置きたいと言ったら、対応のものはプラス10万円はかかるとのことで諦めました。
棚は、ライフスタイルに合わせて高さを変えられる可動式になっています。さらに、背面の壁紙には後述するWICとおそろいのアクセントクロス(リリカラLW-69)を。
マルチ収納棚の右側側面には、施主支給のフックを2つ取り付けています。


こちらもMOEBE ウォールフックです。


遊び心を詰めたミニWIC(ウォークインクローゼット)
マルチ収納棚のすぐ先、部屋に入って左手奥には、入り口を可愛い「三角アーチ」にしたミニWICがあります。


こちらの内部にも、マルチ収納棚とおそろいのアクセントクロスを配し、空間に統一感を持たせました。
ハンガーパイプは、上着用の標準の高さと、ロングコートやワンピースが綺麗に掛けられる高さの2段構成を綿密に指定。白無地のロールスクリーンを内側につけ、冷暖房の風で揺れないよう床に固定できる仕様にしています。


枕棚には、防犯カメラの映像を映すモニターや情報ボックスを集約。盤点検口や床下収納もこの中に備えています。


【ここが原点】1帖のミニ書斎(隠れ家空間)
そして、この洋室の最奥にあるのが、私の1帖書斎です。 「隠れ家感」を徹底的に演出するため、入り口は美しいアーチ状に仕上げました。


この小さな秘密基地には、たくさんのこだわりと実利を詰め込んでいます。
- 正面アクセントクロス: 雰囲気抜群のレンガ柄。
- 通信環境: 快適に作業ができるよう有線LANを完備しています。
- 机: ソリッドカウンター(ウォルナット)の奥行は450mm。PCなどの充電ケーブルをすっきりと通せる「配線穴加工」を施しました。
- 本棚: 2列のマルチシステム収納(本棚タイプ/ウォルナット柄)。真ん中のみ固定で、それ以外はすべてすべて高さを変えられる可動棚です。
- 照明: 温白色のダウンライト1つに、ペンダントライトを吊るせる引掛シーリングを設置。
- コンセント:見える位置は、レンガ柄に馴染むダークブラウンを選びました。






実は引き渡し後すぐ、電気のスイッチを標準タイプから真鍮のものに変更しました。それはまた今度お見せします。
まとめ:15坪1LDKの1階は「実利とワクワク」の出発点


ダイワハウスで建てた15坪の我が家。1階フロアは、日々の生活を極限までスムーズにする「神動線(防犯・自動化・衛生)」を備えつつ、私の大切な趣味の世界を育む「秘密基地」が詰まった場所になりました。
「狭いから諦める」のではなく、「狭いからこそ1センチ単位でこだわりを詰め込む」。そんな家づくりの楽しさが、これから家を建てる方の参考になれば幸いです。
次回は、『2階LDK&水回り編』をお届けします!どうぞお楽しみに!
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