15坪という限られた敷地に建てた、わが家(xevoΣ)。
結論から言うと、わが家は太陽光パネルを設置しました。
元々は「太陽光パネル不要派」だった筆者。大和ハウス工業の営業担当者から会うたびに勧められるも、頑なにNOと言い続けていた私が、なぜ設置を決めたのか?
その後の「設置して正解だったのか」という答え合わせも含め、2026年4月末に実施した最新の点検エピソードを交えて、本音で綴ります。
太陽光パネルを載せたくなかった理由
筆者が頑なに「NO」と言い続けた理由は、以下の5点に集約されます。
- メンテナンスコストの不安
メンテナンスや故障時の修理で足場を組む必要があり、売電収入以上に費用が嵩む懸念があった。 - 屋根面積の限界
15坪の狭小住宅ゆえ、十分な枚数のパネルを設置できず、発電効率が悪いと考えた。 - 塩害リスク
近くに海はないが塩害地域のため、パネル本体だけでなく架台や配線の腐食・錆のリスクがある。 - 蓄電池の壁
蓄電池を併設したかったが、塩害地域用は高価であり、そもそも設置スペースが確保できなかった。 - 廃棄問題
FIT契約終了に伴い、2030年代後半に訪れるとされるパネルの大量廃棄時代。有害物質(カドミウム、鉛等)を含むパネルを適正かつ安価に処分できるのかという不安。
営業担当とのやり取り
打ち合わせのたびに繰り返される、営業担当者との攻防。当時の心境はまさに「会話が成り立たない」という絶望感に近いものでした。
太陽光パネルは不要です。
上に聞かないとわかりませんけど、タダで載せるってなったら載せます?
タダでも別にいりません。
2kwは確実に載りますから、3kw載るとなっても2kwの値段でやります!
会話が成り立たない。
メリットを強調する営業側と、リスクを懸念する筆者。この溝は深まるばかりでした。
強引な手段
筆者が不在の打ち合わせで、いつの間にか契約が進みそうになる一幕も。
太陽光は3kw載るみたい。
前回の2kwの値段でやるって話、しれっと30万円追加されてた。
太陽光パネル……。
設置しないとSDGsキャンペーン意味なくなっちゃう……。
うちを選ぶ人は100%設置してる。
〇〇(地名)で建てた人でさえ設置していますよ。
地域の日照時間や屋根の形状、設置パネルの発電力で発電量は変わってくるため、シュミレーションを提示してほしいとお願いしたのですが、「お得です」の一点張り。
最終図面の確認の際になっても、こちらの「設置しない」という意思はなかなか聞き入れてもらえませんでした。
何か変更があったら早めに連絡ください。
太陽光パネルのクーリングオフ。
それはナシで。
究極の二択:決断の決め手
窮地に陥った筆者は、大和ハウスに勤める弟さんをもつ叔母にSOSを発信。ようやく事態が動きました。
その後、営業担当Iさんとお会いしたら……。
大和ハウス工業本部はZEHを推進していますが、無理につけさせることはないので、いらないならいらないで大丈夫です。
初めて「載せなくていい」と言われ、ようやく胸を撫で下ろしたのも束の間。営業担当者から「最後の一撃」が放たれます。
今回の場合、太陽光パネルがないと、低炭素住宅として住宅ローン控除や固定資産税の軽減が受けられません。
ここで突きつけられたのは、「太陽光パネルを設置して恩恵を受けるか、太陽光パネルをつけず低炭素住宅は諦めるか」という二択でした。
2024年契約時のリアルな見積額
キャンペーンが開催中だったため、適用された価格が提示されました。
- 定価: 108万円(3kw)
- キャンペーン値引き: ▲40万9,500円
- 実質負担額:約70万円
最終的には、税制面での優遇を重視したいという彼の意向を尊重し、設置を決断したのです。


【2026.05追記】点検で判明した「配線の罠」
設置から約10か月。2026年4月末、ダイワハウスオーナーサポートから「太陽光パネルの点検に伺いたい」と連絡がありました。
新築なのに、もう点検が必要なの?
電話から3日後、やってきたCFチーフエキスパートの方いわく、「新築なので本来なら点検する必要はないが、上の人間からすべての家を見るよう指示があった」とのこと。
なんでも、「太陽光パネルの余っている線をぐるぐるに巻いてしまうと熱を持って壊れる原因になる。よかれと思って業者さんがやってしまうこともある」のだとか。今回はその確認に訪れたそうです。
幸いわが家は問題ありませんでしたが、「設置して終わり」ではなく、こうしたアフターフォローがある点こそが、大手ハウスメーカーで建てる実利的なメリットだと実感しました。
まとめ
紆余曲折を経て、モヤモヤを抱えたまま太陽光パネルを設置してもうすぐ1年が経ちます。
電力をほとんど使わない日には約2,000円の売電収入が振り込まれますが、実利的な視点で見れば、やはり「発電した電力をその場で使う」ことこそが、賢い選択であると実感しています。
施工開始直後にわが家を襲った「さらなるトラブル」については、こちらの記事をお読みください。


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