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- ダイワハウスのxevoΣ2階建て
- 土地面積:15坪/延床面積:21坪
- 夫婦2人暮らし1LDK
結論から言うと、わが家は太陽光パネルを設置しました。
大和ハウス工業の営業担当から、毎回会うたびに太陽光パネルを勧められていたのですが、筆者は不要派。
この記事では、なぜ設置に至ったのかを紹介したいと思います。
太陽光パネルを載せたくなかった理由
筆者が頑なに「NO」と言い続けた理由は以下のとおりです。
- わが家の場合、メンテナンスや故障による修理が必要な際は足場を組む必要があるため、費用が嵩む(売電するには3~4年ごとに1回程度の定期メンテナンスが必須)
- 屋根面積が小さいため太陽光パネルを十分な枚数の設置ができない
- 近くに海はないが塩害地域のため、潮風による塩害で、太陽光パネルや架台、配線などさまざまな部品や機器が錆びたり腐食したりするリスクがある
- 蓄電池を設置したかったが、塩害地域用の蓄電池は高価。わが家の場合はそもそも蓄電池を設置するスペースがない
- パネルにはカドミウムや、鉛、ヒ素、セレンパネルといった有害物質が含まれている可能性が高いため、廃棄する際に高額な費用がかかるのではないかという懸念がある
FIT契約終了に伴い、2030年代後半にはパネルの廃棄量がピークになるとされており、「そのときにスムーズに廃棄できるのだろうか」という不安もありました。
営業担当とのやり取り

太陽光パネルは不要です。



上に聞かないとわかりませんけど、ダダで載せるってなったら載せます?



ダダでも別にいりません。



2kwは確実に載りますから、3kw載るとなっても2kwの値段でやります!



会話が成り立たない。
強引な手段
筆者の予定が合わず、彼が1人で契約することに。



太陽光は3kw載るみたい。
前回の打ち合わせで『3kwになっても2kwの値段でやる』って言ってたのに、しれっと30万円追加されてた。



太陽光パネル……。



載せないとSDGsキャンペーン意味なくなっちゃう……。



キャンペーン自体不要です。



載せたほうが得だから、うちを選ぶ人は100%設置してる。
〇〇(住所)で建てた人でさえ設置しているんだから、載せましょう。
地域の日照時間や屋根の形状、設置パネルの発電力で発電量は変わってくるため、シュミレーションを提示してほしいとお願いしたのですが、「お得です」の一点張り。
「設置しない」と再三言っているにもかかわらず、設計図書 最終図面確認サインの際にも聞き入れてもらえませんでした。



何か変更があったら早めに連絡ください。



太陽光パネルのクーリングオフ。



それはナシで。
究極の二択
太陽光パネルを載せる一択しかないことに猜疑心を抱いた筆者は、叔母にSOSを発信。すぐ大和ハウス工業にお勤めの弟さんに連絡してくれました。
その後、営業担当Iさんとお会いしたら……。



大和ハウス工業本部はZEHを推進しているが、無理につけさせることはないので、いらないならいらないで大丈夫です。
今までは「載せましょうよ」しか言われなかったので、「載せなくてもいい」と言われたのは初めて。叔母の弟さん効果を実感しました。
ところが、営業担当Iさんから思わぬ一言が。



今回の場合、太陽光パネルがないと、低炭素住宅として住宅ローン控除や固定資産税の軽減が受けられません。



えぇっ。



キャンペーンを適用し、3kw108万円から40万9,500円を引いた約70万円で提供します。
必然的に選択肢は2つになりました。
- 70万円を支払い太陽光パネルをつけて低炭素住宅を受ける
- 太陽光パネルをつけず低炭素住宅は諦める
低炭素住宅の控除額は婚約者の年収によるため明確ではなかったのですが、控除を受けたいという施主である彼の意向を尊重し、太陽光パネルの設置を決断しました。
まとめ
結果的に太陽光パネルを設置しましたが、途中、営業担当から連絡が途絶えたり、「太陽光パネルがないと住宅ローン控除や固定資産税が軽減されない」という重大事項を後出しされたり、最初から最後までもやもやしたままでした。
そして着工後、制度の恩恵を受けるために設置を選択したわが家がトラブルに見舞われることになるのです。
そのお話はまた次回にでも。


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