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4月7日(日)習志野駐屯地にて行われた、「防衛・駐屯地モニター委嘱式」「習志野駐屯地創立73周年・第1空挺団創立66周年記念行事」「記念会食」についてレポートします。
まさか、委嘱式と記念行事が同日に行われるとは思っていなかった。
同伴者1名申請可能だったため、「行ってみたい!」と興味を示してくれた図書館勤務時代の友人Y氏と一緒に参加しました。
当日の流れ
- 09:00~ 受付
- 10:00~ モニター終了式・委嘱式
- 10:58 記念式典開式
- 11:02~ 巡閲
- 11:48~ 観閲行進(徒歩部隊)
- 11:58~ 観閲行進(車両部隊)
- 12:10 記念式典閉式
- 12:40~ 記念会食
受付から控室まで
団本部庁舎前で招待状と会食の費用をお渡しし、胸章とお礼状、記念式典・記念会食の席番が書かれた紙を受け取りました。
あちらの隊員がエスコートします。
迷彩の作業服装ではない制服を着用された隊員の方が、控室のある建物内まで案内してくださることに。
初めて駐屯地に伺いました。
夏のお祭りにも来たことがないんですか?
はい、ないです。
今年もあるのでぜひ来てください。
案内してくださった隊員の方とはエレベーターの中で別れ、控室にて空挺団の映像を視聴。全員がそろったところで広報班モニター担当の方から説明を受け、移動しました。
防衛・駐屯地モニター委嘱式
1階にある講堂へ入り、指定の席に着席しました。
- 第1空挺団長兼習志野駐屯地司令である若松純也陸将補のあいさつ
- 任期を終えた防衛モニター2名へ感謝状贈呈
- 新規モニター(防衛2名、駐屯地5名)へ委嘱状授与
「自衛隊の常識は民間の非常識」「国のために戦う意識が日本は最下位」というお話が印象に残っています。
委嘱状授与は防衛モニターからスタートし、私は2番目に名前を呼ばれ、その場で起立しました。「よろしくお願いします」と、委嘱状を渡してくださった若松陸将補との2ショットがこちら。
写真撮影後に委嘱状は回収され、マイクロバスに乗り次の場所へ移動。
防衛・駐屯地モニター記念写真撮影
空挺館の前で若松陸将補を囲み写真撮影を行いました。後列が今年度の防衛モニター(2名)、駐屯地モニター(5名)です。
撮影終了後、委嘱状を隊員の方に渡し再びマイクロバスに乗車。余談ですが、少し離れた場所で待機していた友人から、「卒業式を見守っている保護者の気分だったよ」と感想を伝えられました(笑)。
創立記念行事
マイクロバスでの移動中、窓から見えたのは、家族や恋人とそれぞれ思い思いに過ごす自衛官たち。朗らかな表情に、なんだかこちらまで優しい気持ちになりました。
マイクロバスが降下塔広場へ進んでいくと、すでに整列している隊員の方々が視界に入りました。「えっ、もしかしてここで降りるの?」と思わず友人に聞く私。観閲台横に設置された透明な屋根があるエリアで自分の座席を見つけ、着席しました。同伴者の友人は、少し離れた場所に座ったようです。
雲の影響で降下訓練は中止になりましたが、大変いいものを見させていただきました。終了後、友人とマイクロバスに乗車し、最後の場所へ。
記念会食
記念会食の場所は体育館です。床全体にシートが敷かれていたため、土足で上がれました。受付時に渡された紙を頼りに進むと、中央上手寄りにあるテーブルに私と友人の名前を発見。
会場をざっと見渡してみてわかったこと
- モニターは2グループに分散
- いわゆる偉い方々がステージに近い前方(各テーブルに1名以上の隊員がつく)
- 出口に近い後方テーブルは隊員オンリー(出身地別でテーブルが分かれている)
前を見たらスーツの大人たち、後ろを見たら迷彩の自衛官たちって不思議。
体質的にお酒を飲めないため、制服を着用した隊員の方が、所持していた栓抜きでオレンジジュースの蓋を開けてくださり助かりました。
途中、違うテーブルからやって来られた隊員の方に「防衛モニターと駐屯地モニターの違い」や「今後の予定」について質問され、わかる範囲でお答えしたり、同じテーブルだった駐屯地モニターの女性たちとお話したり。オードブルには一切手をつけず、オレンジジュースをちびちび飲んでは、配給されたお蕎麦をすするの繰り返し。
その後、和太鼓のパフォーマンスや空挺団の映像を拝見。素晴らしかったです。
途中、残念なこともあったのですが、それはまた後日。
お開きになると、モニター担当の方が挨拶に来てくださいました。そして、別の方から委嘱状が入った白い紙袋を受け取り体育館を後にしました。
解散後
胸章をお返しし、一般開放中の空挺館まで足を運びました。「今日は空いてるわねぇ」と、近隣住民と思わしきご婦人。普段の開放日は大勢の来場者で賑わっているのでしょう。
靴からスリッパに履き替え建物の中も見学しましたが、写真撮影の可否はわからなかったため、1枚も撮影していません。自分のペースで展示物を拝見し、説明書きを黙読していました。
14時50分頃、習志野駐屯地を後にしました。
服装について
委嘱式ってどんな格好で行けばいいの?
私はスーツで参列しました。
服装の指定はありませんでしたが、制服姿の駐屯地司令や隊員の方と接するため、スーツでの参列をおすすめします。
また、式典ではスーツや制服の方々と同じ場所に席が用意されているため、TPOに合わせたほうが無難かもしれません。
スーツをお持ちでない方は、ドレスコード「カジュアルエレガンス」の服装はいかがでしょうか。
結婚式二次会で着用する服装をイメージするとわかりやすいかも。
配付物
解散時に受け取った紙袋の中には、委嘱状のほかに封筒が入っていました。
封筒の中身
写真では伝わりませんが、参考資料の分厚さに友人が驚いていました。
雰囲気がつかめてありがたい。
委嘱状や配付物を持ち帰るため、クリアファイルを入れた通勤用のトートバッグを持参しましたが必要ありませんでした。小さいバッグで伺っても問題ないと思います。
記念品
同伴者も事前に参加申請し、当日会食の費用を支払えば、会食に参加でき記念品をもらえます。
記念になるね。
お礼状
こぼれ話
撮影可能かわからなかったため、記念式典開式までスマートフォンはバッグの中にしまっていました。
ちなみに、若松陸将補との2ショットと空挺館前での集合写真は、広報班カメラで撮影していただいたものです。式典の翌日、メールでデータが届きました。
行進や格闘訓練展示の写真も添付されていて嬉しかった。
なお、電話で連絡をいただいた際、当日の写真をインスタグラムやブログに載せても大丈夫か確認してみました。
SNSにアップする際、若松さんのお顔は隠した方がいいですか?
SNSを見ていただいたらわかりますが、若松は全世界に公開されているのでそのまま載せていただいて問題ありません。
撮影した写真に写っている隊員の方々も載せてOKとのことでした。